- えんえん
- I
えんえん【奄奄】息が今にも絶えそうなさま。 非常に苦しそうなさま。II
「気息~」
えんえん【延延】長く続くさま。III「~二時間の大講演」
えんえん【炎炎】火が勢いよくほのおをあげて燃えるさま。IV「~たるほのお」
えんえん【煙炎・煙燄】煙とほのお。~天に漲(ミナギ)る煙と炎とが空一面をおおう。 火炎が盛んに燃え広がるさま。Vえんえん【燄燄】(1)火が燃え始めてほのおが少し立ちのぼるさま。(2)「えんえん(炎炎)」に同じ。「何時しか其火が燃移りて, ~として燃上る/当世書生気質(逍遥)」
~に滅(メツ)せずんば炎炎を若何(イカン)せん〔孔子家語(観周)〕火は小さなうちに消さないと, 猛火になってからでは手の施しようがない。 災いは小さい芽のうちに摘みとっておかないとあとで取り返しがつかなくなる, の意。VIえんえん【蜿蜒】ヘビなどがうねり行くさま。 また, うねうねと長く続くさま。「~長蛇の列」「愛宕の山脈が~と連なつて/朱雀日記(潤一郎)」
〔「蜿蜿」「蜒蜒」とも書く〕
Japanese explanatory dictionaries. 2013.